子どもの頃、ソフビ人形で遊んだ思い出のある人は多いことでしょう。独特のフォルムと風合い、手にしたときの感覚は昭和の香りがするおもちゃとして、ある世代以上の人にとってはとても懐かしいものなのです。一方で、最近はフィギュアも人気があり、このソフビ人形とフィギュアの違いについて、まず説明しましょう。

ソフビ人形のソフビとは、ソフトビニールのことです。ただ、1950年代以前はセルロイドで作られていました。しかしこのセルロイドは発火の危険性があるため、今のソフビが原料に使われるようになったのです。そしてこのソフビ人形とフィギュアの最大の違いは、中が空洞であるかないかということでしょう。ソフビ人形は中が空洞で、フィギュアはしっかりと詰まった状態の人形です。そしてソフビ人形は比較的出来上がりが荒いものとなりますが、フィギュアはディテールの再現がかなり緻密です。価格的にも、ソフビ人形は安価でフィギュアは塩ビなどの材質を使っているため高くつきます。

ソフビ人形は子どもが遊んでも、安全なように柔らかくできています。しかしそのソフビ人形を集めている大人のコレクターが少なからずいるのです。そのため、コレクターの間では高額な値で取引されているソフビ人形もあるのです。